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Posted: 10 Sep, 2018 @ 5:03am

VRを始めたらマストバイな一作
スタンディングでのプレイも可能だが、ある程度動けるスペースの確保を推奨.

自分が動くときだけ、時間が進む。ソリッドなビジュアルの電脳空間を舞台に赤い赤いアイツを撃ち抜く、最も革新的なFPSゲームのVR版。全てのプレーヤーにスーパープレイを可能にする、マトリックスやリベリオン(ガン=カタ)を彷彿とさせるようなゲームデザインはVRとの親和性が非常に高く、体を実際に動かしスタイリッシュに敵を殲滅した時の爽快感は半端ない。

そんな感じでコンセプトはオリジナルと同一でありながら、バランスはVR向けに調整されている。

中でもプレーヤー側のアクションの向上が著しい。トレーラーで印象的な2丁拳銃に始まり、敵が持っている銃を直接奪えたり、片手の武器で銃弾をガードしながらもう一方で攻めるなんて芸当も可能。特に射撃のクールダウンが無くなったことがプレイフィールへの影響が大きく、旧来は複数の敵に対し射撃後は銃を捨てるか、次の射撃まで回避に専念するかの2択だったのに対し、今作ではマガジンに弾がある限り撃ちまくれる、楽しい。

概してオリジナルがFPSに見せかけた半ばパズルゲームであったのに対し、VR版はプレイヤーの動きの制限を撤廃しアクションの幅を広げることで、自分の体を動かすVRゲームの楽しさを存分に引き出しくれている。その差異があってもプレイすれば自分はSUPERHOTの世界に入ったんだなと実感させてくれる、素晴らしい。
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